脇汗の手術についてです。
わき汗の治療には、
@剪除法反転剪除法
Aレーザー治療
Bボトックス注射
が代表的なものとしてあります。
その中でも一番効果があるのが、@の剪除法反転剪除法です。
しかし、効果がある分、代償性発汗という副作用が出る可能性があります。
人間にとって、汗は体温調節をするのに大切な役割を担っています。
その汗が沢山出る部分が「わき」なのですが、この「わき」の汗腺を取り除いてしまうのが「剪除法反転剪除法」です。
そのため、剪除法反転剪除法 を受けると、わきの汗腺がなくなってしまうので、わきに汗をかけない分、他の部分から汗が出てくるというものです。
私の個人の意見としましては、できるだけ手術は受けないで済ませて欲しいと思います。
しかし、多汗症やわきが、わき汗、体臭などの症状はその人それぞれですし、その人が置かれている環境においても、悩みの度合いは様々です。
わき汗はメンタル面を改善するだけで随分と変わる場合もありますので、もしまだでしたら、まず
手術をして後で後悔しても遅いですので、手術をする際は、「本当にその手術を受けなくてはならないのか」しっかりと考えて、確認してから手術をして欲しいと心から思います。
剪除法反転剪除法について詳しく説明しますね。
わき汗の治療法 剪除法反転剪除法
これは、わき汗がひどくて、さらに汗の臭いが気になる人が受けるものです。
剪除法反転剪除法は、2センチから、3センチほどメスで切開することによって、わきの下の汗を分泌する役割を持っている汗腺を根本から取り除いてしまうという手術です。
剪除法反転剪除法では、わきの下の汗を分泌する役割を持っている汗腺を根本から取り除いてしまう事で、汗が引き起こしてしまう問題を、しっかりと解消していくことができます。
この手術の場合、手術の傷口が完全に戻るまでにはすこし時間がかかります。
また、手術をしてから一週間くらいの間は、脇を動かしたりはできず、安静にしている必要があるので、休みがまとまって取れた時などに手術を受ける必要があります。
ただ、何度も言いますが、わきという部分はデリケートな部分でありますし、汗自体も人間が生きていく上で大切なものです。
なので、私としては、個人的にはあまり手術は最後の最終手段にして欲しいと思います。